平成15年 2003年
マラソンの歌25号-7
平成15年 2003年
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 一段と足の衰へ顕著にもわれのリベンジ萩二五〇キロ 勝手にもわが設定の萩往還ワープ・キセルをもくろみてをり 午後六時のスタートゆゑに直ぐに夜早くも独り走列の尾を  行き過ぎしと戻り来りし仲間らにわれ危ふくも付きて走りぬ 腹の虫鳴くを我慢の後五キロいつもの朝食時間を過ぎて わが後ろ十数人の情報にカット決断俵島往復 二時間のワープにたどれば抜きて行く仲間ら強し登りも駆けつつ  鯨墓も往復カットはわが未知の深夜の宗頭よりを知りたく 闇夜にて真っ暗闇をライト照らし辿る山道栗の花匂ふ かすかにも響き聞こゆるエンジン音海辺の近し夜明け間もなく 他種目の仲間の合流萩の街われ三日目の眠気を覚ます  ワープなしわれの来つつも正式にリタイアせしは豆腐の佐々並 仲間らを見送りながらバスを待つ豆腐を肴にビール飲みつつ リタイアを宣告の後通過せし仲間らのゴール神々しきかな 懸命に駆け込むランナー迎へ待つ仲間ら皆の輝きて見ゆ |
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開催日 平成15年5月2日18時～3日18時 主催 山口100萩往還マラニック大会実行委員会 参加種目 250km 制限時間 48時間 記録 走行距離203km ゼッケン A・56 |
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私の萩往還  さくら道・萩往還・武蔵野の路など、GWはウルトラランナーのお祭りとして認識している私は、私も萩往還に参加することでお祭りの御輿を担ぐことができたと喜んでいます。ただし、このところ急激な脚力の衰えも認識していて私なりのバージョンで臨みました。すなわち数カ所ある往復の場所をカットすることで時間内完走を目指しました。果たして８６．２㎞の海湧食堂に着いたのが、応援の柴本繁昭さんの情報で後ろから１４・５番目と分かり、俵島往復１１．６kmをカットしました。 それにもかかわらず仙崎T字路到着が昨年とほぼ同時刻の１８時頃でした。昨年はこの仙崎T字路でリタイアしたので往復２１kmの鯨墓には行きたかったのですがカットして、ここからが私には初めての道を進むことにしました。 おかげで宗頭では３時間ほどの休憩をとることができ、以後の完走を見込める３日目の午前１時に宗頭を出発しました。が、佐々並で止めました。佐々並からゴールまでは約１６㎞、残り時間が４時間では足の痛みからすると、少々難しくなってきているほかに、やはり感激のゴールは全コースの完走者が占めるべきものと思ったからでした。 萩往還２５０kmは本当にタフなコースです。私のピークの４・５年前に参加したとしても完走は難しいのではなかろうかと思います。ともあれ、多くのキ印仲間に会えて楽しいお祭りでした。 |
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