平成3年 1991年
マラソンの歌8/9(13)号ー２７
平成3年 1991年
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背かれて寒く冷たき氷雨降る今年の象徴雨にたたるは 往き復り再び三度砂浜の自転車道路をひたすらに駆く 味けなし柵と砂丘が目隠しになれば渚の音を聞きつつ ぼんやりと氷雨にけぶる烏帽子岩地元の友のガイドに駆けて 陽の影がかそかに透けて氷雨降る冬の海にも若者遊ぶ 海駆けて奇襲に戦端開きたる遺憾なるかなメモリアルデー（注記１） 大挙して押しかけ征けり外国に平和なるかなホノルルマラソン 盲人を導きしんがり駆けし日の「後走」役に会へば懐かし（米沢 氏） 背広にて名高きランナー仮装にて先輩なれば会ひて親しむ（武田 博氏） しんがりに馴れたる仲間しんがりと果たしてなりて給水を受く（注記２） 友の輪の広がり大きくなりにけり友の友とも友と繋がり おのづから優劣あれど好き者の心は同じのめり込む様 虚無僧のテレカ作りぬゆくりなく身すがらわれの佳作となりて |
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主催 新体連神奈川県ランニングセンター 種目 フルマラソン（通算21回目） 記録 ４時間31分02秒 ゼッケン NO・２２１ 注記１ 今日が開戦五十周年記念日。 注記２ 木暮郁雄・吉野孝敏の両氏。「殿クラブ」の旗揚いかに。 「山の辺」 平成４年３月号（１〜８・13・14） |
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