平成14年 2002年 マラソンの歌24号-9
　　
かみつみち

	アメリカをジャーニーランにて横断の三者を送る壮行会に出づ（前日） のんびりと鎌倉街道かみつみち昔を探し面影しのぶ（注記1）
	かまくらとかすかに読める道しるべ風化のままに役目は廃る 寄り道に鎮守の森のやしろてら気配懐かし昔漂ふ 顕著にも老化現象多々あれど未だ裸眼にてわれ地図を読む こじつけて私物にあらずと垣越しの熟れたる杏戴き喰らふ 工場の敷地の中に古道消ゆ鎌倉街道われらたどるを 見通しの法則により見当をつけて柵伝ひに半周迂回す
	観光地ながらも歩道の幅狭しいざ鎌倉の双六あがる きらめきて祭り御輿が海に入る担ぐ男ら波乗り越えて ビールにて仕上げの乾杯海開きの準備の進む材木座海岸
	陽に焼けて寒がりわれにも夏が来ぬ夏向き姿に更衣のなりて W杯勝利の熱気に沸きに沸くトーナメント進出日本のなる 仲間らのアメリカ横断「RAA」いよよスタートす注目の的（注記２） 接続をADSLにわれ換へていよいよインターネットにのめり込みたり
	開催日 平成14年6月8・9日 呼びかけ人 菅原　強氏 注記１ 高崎から鎌倉までの「かみつみち」を４回に分けての下見、最終回の町田から鎌倉間に参加する。 注記２ RAA＝ラン・アクロス・アメリカ、日本時間6月16日午前0時スタート。