平成19年 2007年 マラソンの歌29号-13
(前編・下諏訪宿〜大月宿)
諏訪大社秋宮起点に甲州道遡り行く古道辿りて 盆暮れに通ひたる道二十号線己の足にて古道をたどる 旧道も華やかなりし時あらむバイパスの出来古きが廃る 正面に見ゆるはずなる富士山が見えず折り悪し県境を越ゆ 日の暮れて急ぐ夜道に秋祭り集落明るみ花火が上がる 軒先に提灯ともる秋祭り闇のおぼろに神輿現る たどり着くチェックポイント窟観音般若心経唱へて潜る 甲府にも善光寺有り故郷に元善光寺有り一番古く 国宝の寺が宿にて部屋多し好きな処に布団敷き寝る(大善寺) 歩む人希なるならむ荒れている笹子峠を越ゆる山道 辿り行く山は霧雨峠越え山の天気の移ろひやすく 遊びにて越ゆる峠の楽しくも昔の人の難儀を偲ぶ 自らの足にて移動の頃の道改修されて山にのみかな 側溝が歩道に狭く駆け難しアップダウンがやたら激しく 歌作り編集安易なパソコンの故障に出来なし文字は忘れて 物忘れ各種機能の衰へて小便ちびるは意のままならず 狭窄は異常体質拡幅の手当も異常に長引きてをり |
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参考 パパが歩く甲州道中より |
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