マラソンの歌6/7(12)号ー15
平成2年 1990年
狂ならむこの真夏日に一昼夜駆くるとふ企画の応援に出づ 納涼の盲人マラソン江戸川を昨夜に駆けてけふこの酷暑 チャリテーに参加資格の募金入れ残る四時間共走に和す 会場は玉川上水駅近きグランド内外めぐる一キロ 奇遇なる友に乗じて参じたる酔狂の人三十余名 野球場テニスコートにこだまする音さへ夏の炎天に燃ゆ 炎天に草木も萎るる昼下がり百キロ越ゆる勇者続出 視覚なき人も百キロ「裕遊」と越えて飽くなくなほめぐりをり(西沢光氏) 静けさの内にフィナーレチャリテーを「JBMA」代表に授与 手作りの大会なれば主催者の手作りによる認定証受く 噴き出づる汗は言霊揺るがせてつまびき詠ふマラソンの歌 |
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主催地 東京都東大和市 主催者 内田誠一氏 共走距離 22km ゼッケン no・29 解説 「JBMA」=日本盲人マラソン協会 |
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