マラソンの歌10/11(14)号ー9
  

平成4年 1992年





「市ちゃん家」の厄払ひランの呼び掛けに懐かしく出づありし日偲び

厄年のわが駆け始めが懐かしき時経て変身百キロに挑む

一キロに吐き気を覚えしわれなればかかる変身感慨深し

マラソンを駆けて変身為せば成る尺八短歌趣味も変はれり

翌週の六甲全山縦走の足慣らしなり厄払ひラン

先駆けて花の一輪咲かむとす暖かきかな彼岸の中日

平和島流通基地の倉庫群企業の看板つらなりて見ゆ

春の曲奏でて鐘の鳴り響く平和公園時報の鐘が

単調にめぐる周回腰重し六甲縦走果たして成るや

ランナーズハウス営む「市ちゃん家」趣味と実益なるが幸せ

厄払ひの汗を流して野外宴駆くる虜の話は尽きず

★ 今朝よりも桜のつぼみふくらみて厄払いの汗快きかな(長村市郎氏より返歌)


 開催日  平成4年3月20日

 主催地  太田区平和島公園キャンブ場

 種目    5時間走

 記録    46周約42km

 ゼッケン  NO・11


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