永平寺参道マラソンを駆けて、わが手作りの歌集『マラソンの歌』に載る大会数が１ヶ所１回として８０ヶ所ほどになりました。そこで、節目としての記事を書きつつ、にわかに『マラソンの歌百ヶ所一首』の発刊の夢に取り付かれてしまいました。

　あと２０ヶ所ともなれば関西の市民マラソンのメッカ、ＡＢＣ篠山は走るべきとか、詩的に魅せられる長崎県は五島のサンセットマラソンは欠かせないとか、四国・北海道をもう１度などなど、新規ばかりですので早くてもまだ３・４年は要するものと思いながら、スケジュールを組みつつ楽しい思いに耽っています。

　発刊の夢はこれから参加したい大会ばかりではありません。編集にも思いは発展して、１首選は難問だから解説代わりに数首を添えるとか。『マラソンの歌』はもともと拙いながら短歌による紀行記のつもりだから、いくつかユニークな大会のサロマ湖・自然人レースなどを例として、記録詠たる本来の姿を示すべきだとか。自慢のパノラマ写真を活かして、わが虚無僧の仮装マラソンの歌絵物語は欠くべからざりとか。いわゆる歌壇の因習？にとらわれることなく、素人の気ままな構想を練りつつ飽きることのない私です。

　１首選とともに皆様の助言を仰ぎたいところです。