会長と事務局長の意見割れフル百騒動降りてわきたり

大会の成立条件会長の爆弾宣言騒動のもと

騒動はともあれマラソン百回達成の友を祝ひてファン・ランに出づ

盛大になされたるらし祝賀会マラソン百回達成の友

会場のホテルにランにて駆け込みて開宴奇抜に主役なる友

召し替への感動再び遠からじ候補あまたに祝言の席

数々のエピソードもてキ印の最たるものと風上におく

大阪のブームさながら華やかにフル百達成誉れの高し

公のたてまへ要らぬ安全性大泉緑地公園を駆く

ごみ箱をあさり散らかす烏どもわがもの顔に人をも襲ふ

軒先に見かけしものをつばくらめ古りし巣箱に今年帰らず

新緑の清々しくも日照り雨長時間走幸ひに駆く

大会にて会はなむ中途退職の友の健脚われ祈りつつ（千田�_三氏）

手を取りてゴールを共にファン・ランは今日の主役のミッキーマウス

居残れる一人に当たるクーポン券豪華沖縄抽選にして

ファン・ランの流れて再び乾杯はお好み焼き屋なほも大勢

自慢なるパノラマ写真にランナーズ記者も呆気にマラソン談義（岩城ひろみさん）

公の後ろ盾なる大会とわれ問はるれば答えなさなむ

★　フル百回終れどとどまることもなくウルトラ百にかける青春 （注記）

　開催日　　 　平成６年５月16日

　主催　　　　　［マリコ（阪本真理子）さんのフル100回を祝う会］実行委員会

　参加種目　　６時間走

　走行距離　　15周45・42km

　ゼッケン　　　NO・22

　「山辺」　　　 ８月号

　注記　　　　　後日戴いた阪本さんの礼状より

　阪本真理子さんのファン・ランを前後して、仮装マラソンの安政遠足と内田誠一氏主催のドリーム・ランを走りました。どこの会場でも会長の爆弾宣言が大きな話題の１つでした。それだけフル100会員の皆様方との馴染みが深い証拠です。

　問題は、認定大会を会長のいう新制度にするか、事務局長を代表して制度変更に反対するかであるが、私のみるかぎりでは事務局長側が圧倒的で、会長の気ままさを批判する声があまりにも多いのに驚きました。

　新たな問題として、アンケートの意見が、会長に都合よく改竄されているという批判でした。私は改竄とまでは思わなかったのですが、皆の批判を聞くにつけ、微妙な書き替えは私だけの印象でないことを知り、大変残念に思いました。

　私の意見は、会の運営が合議制でないかぎり、（合議制でなければならないとも思っていないので）発起人の会長のご自由にと申し上げたついでに、これまでも何度も揺れている、朝令暮改では困るといったまでのことです。

　ともあれ、走友真理子さんのフル100回達成を祝して参加した私、祝賀会の様子は走りながら耳にしました。ご本人の弁は、走友はもちろん職場の多くの方々に祝福されて、大変感激されたようですので、何よりのことと思っています。