雲峰のマラソンの歌　峰倶楽部　「出路富峰の部屋」

　１０月某日「峰の会」.篠田雲峰氏より通信、全国会員名簿をいただく。峰の会幹部は虚無僧姿でマラソンを走る。阿峰なんて人もいる。その他、雲峰氏(師)は、走りながら短歌を詠む。９.１１のあとニューヨークマラソンでその姿で走ったというが、アレ、アラブ系よりエクストリームと思いません？　私は、富峰と命名していただいた。これで〒くるからうれしい。私の戸籍の出生地は朝鮮府釜山市富平町となっている。ときどき出生地を書け、とか、勤務先が韓国アシアナ航空のため、コーリアンと誤解されることがあるが、名前の由来は、父親が婦人雑誌のサービス命名(靖国神杜神主による)に応募したら、富平の富をとって富彌とせい！と答えがきたらしい。(先日、親の法事で坊主が「ご主人のお名前は」と聞くから「とみや・富はとみくじのとみ、彌は阿彌陀様のみ」と答えたら、「えーとえーと、どういう字じゃったかいねえ」とのたまわれた)

　-----私の文章は話があっちこっちするので非常に読みずらい-----
　富、という字のせいでもなかろうが、人生６０年、よく浪費をしたものと反省もしているけれども、その分、入ってくるほうも、まあまあであったので、靖国殿に御礼といいたいが、辞世とか戒名についてはやはり白分の意志というか存在証明のようなものを演出したい。前出御坊の命名では、なんとなく富が使われるような気がする。嫌じゃないが成駒亭金歯みたいじゃないですか。調べてみると戒名を自分でつけた人はごまんといる。
　よっしゃ、よっしゃ。
　そこで自分の人生で一番印象深く、また他人もよしとする文宇を検索した。「酔」をおいてほかにない。「峰」は生かしたい。しかし、俳号に酔の字をつかっていた江國滋＝滋酔郎は、飲みすぎ十ガンで死んだ、などいろいろ、思案したあと決定！

　* * 戒名は.「シャク粋峰」とする。睡峰ではない。(なんでシャクが転換できんのじゃ)
　親父は「福徳院シャク綱明信士」おふくろが多額の院号料を払いいただいた。おふくろは「シャク慧光」とシンプル。山川草木悉有佛性と特定宗教にこだわらない拙者の思想により一般席とさせていただいたので、おふくろの字数ををこえるわけにはいかない。(おふくろ親不孝も飲め＝物めと思っているにちがいない)
　
　* * 拙者の葬儀は無用。お経もいらない。近親者で集まり宴会をしてください。寧子殿のピアノ演奏なんていいなあ。骨の灰は皆生温泉？広長浜？よく通った堀江港？朝鮮海峡？適当にまいてください。魂がまよっている、なんて未練たらしく皆様の前には出てきませんから。(ママにはちがう意志があるようです)
　供物香典はもらっても全額返してください。およそ、儀礼的なやりとりなんて意味がない。親戚内の変わり者として先鞭をきりたい。故人の意志として、この稿をみせてください。

　* * 拙者が住む予定の墓はいらない。墓ホームレス-----はははは。
　いまの墓へはいるとおふくろが、勉強せえ、節約せえ、酒飲むな、人のためになれ、いうてうるさくてかなわん気がする。というのは、冗談としても、墓のケアができなくなったらいさぎよくたたんでしまうのがよかろう。まあ、雑草がはえないよう土の部分をおおい(セメント、石はダメ)何年１回の訪問でもいいようにしておくが、いよいよの時はそれぞれの本家の累代の墓へひきとってもらうより仕方あるまい。
　拙者の考えはまあ３～４代替われぱ、子孫だつてどこのだれやらわからず、トライアスロンやってたヒイヒイおじいさんもいれば、その４代前は甲賀忍者だったんだって、ということを思い出してもらっても仕方あるまい。風に吹かれてソヨソヨロ本来無一物とまいりたい。

　* * さて、莫大な、ではなくちょびっとの遺産についての処理については、法定および公平を旨とし、別紙にさだめる。

　日記か遺言書かわからなくなった。粋峰日記続く。
　１０月某目　劇団京大創造座思い出の会、出席。何年か前まで毎回大島渚が出席していたが、例の病気がいけないらしい。欠。私、お酒も好きなせいもあり同窓会のたぐい、よく行く。留年しているので、２学年分、２クラス分、２ゼミ分あるし、高校の本部、広島支部、部活、会杜も２度変わったのでそれぞれＯＢ会。６０すぎての人生語る会、トライアスロンの月例会、全体会、練習会(ホトン、ド飲み）とあって、とても忙しい。思い出の会は楽しかった。皆、すでに還暦前後で人生やってきた人達なので、顔がいい。ＴＶや評論で有名な大嶽法学部教授。藤村有弘芸といって、でたらめ外国語で話す芸(後にタモリがまね)で私と一緒に遊んでいた西田氏はホントの同志杜フランス語教授。私は様々の理由で、いま、スペイン語、韓国語、中国語、英語のＮＨＫラジオ講座を聞いているが、全部ダメ。ものになってない。タイマー８個使って多忙時録音しておくが、家人いわく「家中カセットだらけやけどいつ聞いてんの」

　＜＜中間略＞＞

　日記続く。
　９月２８目(土)ソウルアシアナ航空表敬訪間。夜は会食。ビールにシングルウイスキーグラスを沈めて一気が「原爆」。ウイスキーにビールグラスを沈めて一気が「水爆」。そこら辺にある酒を全部まぜたものが「テポドン」。これをやらないと真の友人といってもらえない。
　
　９月２９日(日)ガンガンする頭を抱えてゴルフ。何回かすごいにわか雨(ソナギ)でずぶぬれ。着替え持ってなかったから、終わってからの会食中もブルブル。その後同行者とわかれ、月、火は遊びの予定。
　
　９月３０目(月)ソウル市内探索。衣服、地図、韓日辞書など買い物。歩行距離約２０Ｋ。
　
　１０月１日(火）４年前から韓国内２０の国立公園の山＋２０の道立公園の山へ登ることにしている。いままでにハルラ山１９５０Ｍ、雪嶽山１７０８Ｍ、智異山１９１５Ｍ、北漢山城、南漢山城ヘトライしている。今日はソウル(ソウル駅ではなく清涼里駅＝チョンランリヨク発／ホテルから１０ＫＭあり、朝５時半までに到着せねばならないので朝４時から走っていった)から汽車で２時間、原州というところにある雉岳山１２８８Ｍ＝チアクサン登山。韓国はいま登山ブームでウィークデイの朝６時発の汽車が登山客で満員なのでる。皆、歌とお酒が好きですぐ酒盛りを始める。ビジネスマンがこの野郎という目でにらんでいる。スタイルはばっちしきめている。どんな低い山でもきめるから、これまたおもしろい。トレーナーとスニーカーのわたしは仲間まずれで、お酒をすすめてくれない。
　
　ここからがなぜ日記にしたのかという理由。
　駅をおりて、道をさがす。韓国の観光名所は道路標識板の地名が茶色でかこんであるからすぐ解る。といっても、ハングルだし、あんまり親切すぎて２０ＫＭ先からの標示だったり、回り道も近道もいっしょくたの標示だったり、道路号線番号が急に変わったりする。あんまり信用せずに常に地図で確認しておくことが肝要。
　で、持っていた４年前の地図とちがうが、新しい道路ができていて、立派な標識板があったわけ。山とは反対へいっているようだけど、まあなだらかに麓を回り込んで登山口に着くだろう、てなぐあいで、１時間ほど歩いたか。
　どうもおかしいので、ガソリンスタンドで注油中の〒配達のオッチャンに地図をしめして「チアクサン？」と聞くと、「ネーネー＝ＹＥＳ’ＹＥＳ」と言っていたが、足を示して手と首を横に振るではないか。地図を見せても要領をえない。韓国の人は地図を見るのがホント下手。〒配達の人でもですよ。どうやら歩いてはいけないといつているらしい。
　結論をいうと、それから３時間ごにやっと麓に着いた。１時間予定のところを４時間かかった計算。　腹がへったので食堂に入り、ビールとビビンパプを注文。
　すると、食堂の親爺が立派な山の頂上池でポーズをとっているおおきな写真が飾ってあるではないか。「チャンパイザン？＝長白山＝中国名白頭山」「イェーイエー＝ＹＥＳ’ＹＥＳ」［ナヌン、チァクサンオルゴ、シップンデヨ」ということになり、親爺が奥から写真帳だしてきて、「トサン、チョアヨ、チョアヨ」になり、ＣＨＩＮＲＯ焼酎２本ご馳走になり、２時になってしまい、「ネイル＝今日、トサン、* * *」と手をクロスするハメとなったしだい。
　わたしは韓国の山の他、目本各県別最高峰&最低峰登山をつもりにしている。（１００名山なんてみんながやるようなのはイヤ)
　しかし、上記のように、どうしてもということがないので遭難もまずないとおもっている。雨が降りそうになったら、すぐ下りてくる。人生こういう調子がよろしい。　　　　　　　　　　　　　　-------続く-------　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


	Ｄ．Ｇ　日　記　　　　　　　　Ｈ１７．２．２４
	知らない人のために・デェジィ（爺）と呼ばれている呼称でドルチェ＆ガバナーでもドラゴンズでもない
	東京在住の次女の次女出産の手伝い（家内の運転手）のため、３月下旬より４月末まで（中間、宮古島トライアスロン参加予定）出張します。ご用の際の連絡先を、家内の携帯か次女宅にお願いします。　長女はいま鹿児島に住んでいる。０４年１０月に３人目の孫を生み、ＤＧ（この場合はドラゴンズ）の熱狂的ファンの夫が、当年の優勝にちなみ龍治と名づけた。と、いうことは、次の事柄に関係ないことです。　鹿児島といえば、「しょうちゅう」の本場ではないか。　１０月に孫の出産手伝いに行き、生活していると、スーパーの客寄せ目玉が「しょうちゅう」なのである。「１０時来店時整理券発行。抽選により（森伊蔵）を１，５００円１名様。（伊佐美）を１，５００円で整理順で２０名様。（三缶）を１，２００円で売棚に１０本。お１人様１本」という具合である。　知らない人のためにいうと、今、内地では『鹿児島は、私は外国だと思う』酒屋で（森伊蔵）は２０，０００円（伊佐美）は５，０００円。（三缶）は３，０００円はする。　「さすが現場はちがう」と思って９時におもむいたら、もう３０人ぐらい列をつくっていて、「遅かごわす」といわれた。７時でないと当確にならないらしい。７時でなければ、８時でも９時でも一緒。　今日まで日本酒はどれだけ飲んだか計算したことはないが、２２才から週１本として、４２年間×５４週＝２２６８本。自宅比率：外比率＝１，８００円：１０，０００円で自宅：外回数＝４：１として、平均単価３４４０円。２２６８本×３４４０円＝７８０１，９２０円ということになる。（あんまりたいしたことないなあ）　日本酒についてはもはや、残り年数を数えて、ラベルなど集める意欲はないが、「しょうちゅう」ぐらいなら、ワインのようにラベル日記をつくってもいいかなあと思い始め、０４年より酒屋に通い始めたのです。　「何年飲んだら二日酔いを克服できるか」ということについては、人間を考えるうえで、示唆の多いテーマであります。適量でやめられるようなことを、酒を飲む、とはいわない。経験によって私は不可能と思っているが、家内にはどうしても理解できないらしい。　左様のごとく、飲に淫しているうちに、普通のしょうちゅうでは満足できなくなる。より度数の強いもの（４５度）、より、特徴のある香りをもったものへと移行してゆく。　２月１１日（金）。昔なら紀元節。私の誕生日。「黒糖酎、喜界島」をしっかりといただいたわけでございます。　２月１２日。二日酔。２月１３日。どうも胃が重かった。　２月１３日（月）am友人に手紙を書いていうちに、突然むかついてきて、トイレに走ったが、間に合わなくて、ケボをぶちまけてしまった。板の間まではリーチして、タタミを汚さなくてすんだが、下の方のコントロールがきかなくて、パンツ、ズボンの中へウンチをたれながす有様。おまけに、ケボは赤色。ウンチはまっ黒ではないか。　私は便器へダッシュしたつもりだが、家内は突然失神したと思ったらしく、後で、「どううしようかとうろたえた」と云った。しかも、便器に頭をうちつけて、（便器はまちがいで床のタイルと家内はいうが、床で額が割れるかとダウトを申し入れている）額から、吉良上野介のごとく出血。ちなみにケボは吐血。下は下血というのは那辺やいかに。　人間というものは不思議なもんですなあ。アシタに紅顔あるともゆうべは白骨の身のごとく。何がおこるかわかりまへん。　かろうじて、風呂で洗いながしたが、寒気がしても（血圧７０～５０だった）近所は商店街なので、救急車を呼ぶわけにもいかず、（ああ、これで４／１７の出場費３０，０００円払い込み済みの宮古島トライアスロンもダメカ）と思いつつ、総合病院へ。　胃カメラを飲み、「ハイ、十二指腸潰瘍。出血は止まっているようなので、薬でなおしましょう。今日はもう帰ってヨロシ。」当分、やわらかいものを食べて、様子をみてね。ピロルもいるから、薬飲んでタイジしようね。」という有様でした。軽症に感謝。　本日２２日現在は、ごく普通の生活にもどり、やや少なめの食事をし、体重７２Ｋを１ヶ月後検診の３月１５日までに６５㎏に減量する、天の与え給いしチャンスと思っており、昨日は１０ＫＭのウォーキングを始めました。もちろん一週間の禁酒と、肉類摂取なしを続けました。　３月１２日の親戚の法事で、コップ少量のビールでならし、３月２６日の元会社ＯＢ会で試運転と目論んでおり、「何もなければ、４月１７日宮古島トライアスロンも出場してよい」というお医者様のお言葉を期待している今日この頃です。　追伸　メールで済むことも、わたくしは、まだ使いこなせません。申し訳なし。急ぐときにfreezeがくるし、いまも、プリンターのインクがうまくいかず、修理が出来ていません。また、プロバイダーから全国共通アクセスをせよとか、もっと安い方法があるとセールスがあったり、毎月ビッグローブ５８０円というとたいがいＴＥＬ切りますけど、メンテナンスがとてもうるさいからです。
	このページのトップに戻る


	粋　峰　日　記相続予定者の典子殿、朝子殿、寧子殿、この日記には* * として、しばしば拙者の遺言がはいるので熟読するように。
	プログラムＤ．Ｇ　日　記Ｄ．Ｇ　シュミット　日記粋　峰　日　記