マラソンの歌20号-19
平成10年 1998年
初孫の明日花誕生初対面を兼ねて参加す九頭龍マラソン あーうーは大物政治家初孫と対話の楽し末頼もしく さくら道の仲間らサポートの九頭龍マラソン娘の家足場にわれの参加す われ惚けて覚えのなきをさくら道エイドに居たりと声の掛かり来(佐藤早一氏) 清々しき朝露光る河川敷初冬と思へぬ緑目に染む 暖かき小春日和の河川敷野菊たんぽぽコスモスの咲く 排泄の我慢は禁物長き距離焦ることなくトイレにしゃがむ ピーヒョロロ鳶の歌ふがのどかなり九頭龍川のせせらぎのして 洪水の跡を止むる絡みたるビニール布切れ遺憾なるかな 腐らねば土に還らぬ化成品遺憾なるかな環境汚染 人間の奢りに自然のしっぺ返し環境ホルモンは生命の危機 われ遠く来ても馴染みの多ければ声掛け掛かる擦れ違ひつつ 最後尾を歩むは完走請負人六時間以内を制限として(山懸喜美子さん) 時間内は役目と答へて擦れ違ふ友のゼッケン見回り奉行(高須正信氏) 遠くよりゴールの様子が聞え来る各々書きたる抱負読まれて わが参加の子細ことほぎめでたしとゴールのわれをマイクの伝ふ 婿殿の心配りのアイスボックス友ら集めてアフターマラソン さくら道この方世話になり放し酒の差し入れ笑みこぼれ受く(庄内又一郎氏より) 切りのよく明日花抱きて娘の来みどり児の祖父われを迎へに マラソンに娘一家のもてなしに福井訪問われの満ち足る
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主催 ’98チャレンジ松岡九頭龍マラソン大会実行委員会 種目 フルマラソン(通算53回目) 記録 4時間55分19秒 ゼッケン NO・85 「長流」 平成11年5月号 |
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