マラソンの歌21号-12
平成11年 1999年
駆けて飲むウルトラマラソンの夏祭りわれの魅されて今年も参加す 五百余の動員数に町長の出でて挨拶開会式に マラソンの真夏の祭典奥武蔵友の主催の発展頼もし 一片の雲なき真夏の空の下奥武蔵ウルトラマラソンスタートす 突然に耳を穿ちて蝉の声森閑とする林道駆けつつ 枝打ちの行き届きたる里山の人造林の延々続く 今年また遭へて嬉しきおにやんまわれを迎へて翻りたり 透き通る遠き山並み烈日の下にも風の肌に爽やか 走行中何思ひつつ駆くるかと問はれていつもわれの戸惑ふ 取り留めのなきことばかり巡りをりわが走行中の頭そぞろに ひたむきに包丁捌くスタッフの名札を見れば碁敵の友なり(重森武夫氏) それぞれに工夫凝らして各エイド「ビール冷えてます」とメニューの下がる 食べ易き素麺・粥の有り難しトマト・スイカにメロンも有りて 擦れ違ふ友らに声掛け掛けらるるかたみに励まし励まされつつ 一升を賭けたる友に声を掛け無理するなかれと足を引っ張る(下島伸介氏梅野牧和氏) 折り返し地点のスタッフのビキニ嬢がはてと思へばサンダルの友なり(有戸啓子さん) 折り返し以降の下りを駆けに駆けベストタイムのわれゴールイン 模擬店の超格安のサービスにアフターマラソン盛り上りをり スタッフの大安売りの模擬店のカレー百円うどん十円 勝ち負けの酒の三升振る舞ひてアフターマラソンさらに盛り上ぐ |
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主催 奥武蔵ウルトラマラソンクラブ(代表舘山 誠氏) 種目 75kmウルトラマラソン 記録 9時間46分07秒 ゼッケン NO・10 |
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