平成12年 2000年
マラソンの歌22号-8
平成12年 2000年
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 走友のマラソン回数二百回達成祝ふマラソンに出づ 長野マラソンと信濃路マラソンわれ北信を続けざまに駆く 二週間の季の移ろひ忙しなし北信濃路の晩春を駆く 色淡く芽吹きにけぶる林檎園下刈り耕す息吹の臭ふ 山裾に道の在るらし縁取りて今満開の花の咲く見ゆ 冠雪の遠き山より吹き来る風に晒されマラソンを駆く マラソンのコース片道を向かひ風北風強くわれを悩ます 冠雪の山に囲まるロケーション雄大にして北風強し 雪解けの水を集めて千曲川悠々として濁流の行く  川岸を染むる黄の花菜の花はこの地の特産野沢菜の花 黒ずみて消残る雪の山に入る上れるほどに汗の身寒し スキーシーズンは過ぎしか野沢温泉郷辺りに雪のあまた残れり 走友に家族親族一堂に友の偉業を言祝ぎ祝ふ 爺ちゃんに花束贈呈祝福を孫らより受け頬緩む友 祝賀会の宴たけなはを当てられてわれ閉会をシドレモ・モドレモ（注記） 館山の借りを返しにわれ駆けて多くの友と再会の成る |
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開催日 平成１２年４月２３日 主催者 押木正暢氏 マラソン完走２００回の自らを祝う手作り大会 参加種目 フルマラソン（通算６０回目） コース 須坂市臥竜公園～野沢温泉旅館藤屋 記録 ４時間５１分３２秒 ゼッケン №１７ 注記 シドレモ・モドレモ＝シドロモドロ マラソンの歌第１８号「びわこ」にて解説済み 「長流」 ８月号 |
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