マラソンの歌8/9(13)号ー16
 第11回 火祭りロードレース 

平成3年 1991年



霊峰の富士を閉ざすと火の祭り祭りの一環マラソンを駆く

火祭りのイメージ熱きに惑はされ薄着に出で来て車内の寒し

昨年のこの日酷暑に名の高き「岩井」に出でて惑はされたり

会場はタータン陸上競技場甲斐路国体なしたる所

振り向けば真後ろに富士先月のコースを逆に辿ると知れり

富士登山レース後ちょうど一ヶ月はや高原は秋風の吹く

虫の音が叢に鳴きくさむらは秋の実りにいそしみ急ぐ

先駆けて秋の近づく影の見ゆ富士山麓の高原を駆け

自衛隊の訓練ならむ射撃音中東派兵の成らず空しき

思はざる出来事多しソビエット連邦崩壊意外にもろく

体制の恐怖欺瞞が暴かるるマルクス・レーニン共産主義の

かの国をもてはやしたる知識人言論機関の罪過を糾せ

プロレタリア赤化運動昭和史を検証すべし煽りたるもの

容共の中核ならむ日教組に子ら委ねたる狂気を正せ

日本の特殊事情の疎ましき時に委ねて消すも疎まし

バブル消ゆ真の力の貢献を世界に果たせ血もて汗もて


 開催日     平成3年8月25日

 主催地     山梨県富士吉田市

 参加種目   20km

 記録      2時間0分49秒

 ゼッケン    NO・755

 「山の辺」   11月号


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