マラソンの歌10/11(14)号ー3
  

平成4年 1992年





元旦に駆けて三日にまたも駆くフル百回を遥か夢見て

足裏のほてるが覚ゆ冬晴れの皇居マラソン駆けて間もなく

春草の緑に染まる外堀が逆光線にきらめき光る

堀めぐりものものしくも警ら隊米大統領の来日控へ

脇腹に歓迎記す飛行船頭上音無く高きを過ぎる

ソビエット連邦消滅黒字国わが国の役相対に増す

日米の協調路線を堅持して世界に果たせもてる力を

新玉の光のどけく参詣の人絶え間なし玉砂利踏みて

腕を振り足を運びて単調にひたすらめぐる皇居八周

玉川に新潟皇居と三が日青春キップを駆使めぐる友(森 政信氏)

大垣を夜行に発ちて参じたる虫名乗りたるをしどり夫婦(注記)


 開催日   平成4年正月3日

 主催    GLOBALマラソン協会

 参加種目 フルマラソン(通算23回目)

 記録    4時間29分00秒

 ゼッケン  NO・F26

 備考    フル百回楽走会会員19名参加

 注記    山口数博・敬子さん「尺取虫」夫妻

 「長流」   4月号


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