マラソンの歌14/15(16)号-22
平成6年 1994年
「ドリーム・ラン」の継続なれば常連のわれは参加す案内なくも アメリカを横断壮挙の祝賀会を兼ねたれば集ふ超ウルトラランナー 「ホリ」「ちゃん」と間を開け茶化し読む友は近頃さぼりがちなるを突く(注記1) 四千七百キロを駆け通したる脚太し贅肉などは有るはずもなく(海宝道義氏) 金網のフェンス覆ひて瑞々し色あざやかに朝顔の花 ランナーの三三五五にめぐり駆く七時間走朝顔萎る まどろみて舟漕ぐホリちゃん受付が酒場喫茶になりて賑はふ 包丁持ちて自慢の腕を振るはむと出で来たれども出る幕あらず(梅野牧和氏) 送りたる歌集の礼に届きたるスタミナ付けよと卵の百個 大きなる卵を割れば黄身二つ微笑み顕てり賜ひし友ら(注記2) われ帽子を好み被れば洋行の土産に友の心の嬉し(内山芳忠氏) 参加賞のTシャツ大方着て帰る今年行かねばくるるが嬉し(小野幹夫氏) ビデオにて報告会の賑はしくわが席までは遠く聞こえず 全員にトランス・アメリカのお裾分け使ひ用ひて走りしグッズ |
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主催地 東京都東大和市 主催者 堀池計年氏 種目 7時間走 記録 30km ゼッケン NO・26 注記1 岸本佐恵子さん 注記2 櫻井智恵子さん・相田昌子さん |
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