平成7年 1995年マラソンの歌16/17号-6
  
祝ひたちなか市誕生記念




合併に新市誕生ひたちなか市勝田マラソンは新市の主催

大勢の首都圏ランナーを集め得てスタート十一時に号砲の鳴る

スタートの号砲空に弾けるを最後尾よりわれは聞きたり

地元なる高校生の集団に地元がゆゑの声援かかる

女生徒がいきなり飛び出し伴走に先生駆けつつ応へ照れをり

枯れ野原多き記憶が開かれてスタンド・コンビニ沿道に建つ

早春の眩しき光をわれ浴びて三週連続のマラソンを駆く

慎みて止めたる長居マラソンを駆ければなんと連続五週

手を延べてはにかむ乙女まなざしに引かれて戴くお新香うまし

五時間は切らむと後半われ焦るよもやと思ふ五時間きつく

滞る歌は駆け過ぎ五時間が怪しくなるもやはり駆け過ぎ

目先なるゴールのわれに帰路につく友ら置き引に遭ひたるといふ

しばらくは間を開け駆けむと省みるあせることなきマラソンの歌


 開催日    平成7年2月11日

 主催地    茨城県ひたちなか市

 参加種目  フルマラソン(通算42回目)

 記録     4時間55分30秒  

 ゼッケン   NO・3383


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