マラソンの歌23号-22
　　
平成13年 2001年

	音高く白波蹴立て風すさぶ湖岸を風に逆らひて駆く 押し寄する波間に浮かぶ水鳥は群れて憩へり真冬のびわこ 開催月毎回変はりて今年二度一・十二月とも雨雪の降る 吉田久美子さん 大型の寒波襲来雪・霙・霰に打たれて湖北を通過す カップ酒飲みて内より暖を取る真冬のマラニック湖畔を巡る 早々と歩みが主体のわが前進いまだ三分の一も来なくに 熱燗を求めて入りたる夕餉なりわれ最後尾に位置するものを（勝野 伏見屋） 側山は吹雪くか雫が零れ落つ空は一面星の見ゆれど 大橋を渡りてわれはトップグループ大方皆の瀬田橋向かふ 寝静まる闇の山頂の長命寺へ八百段の石段登る バイパスへ車逃れて暗闇の湖畔をライトを点けずに歩む 一昼夜走歩に凝りたる筋肉に気付け薬とカップ酒煽る 一抹の寂しさ覚ゆ乾杯に最高齢とわれ当てられて 潮時を仄めかしつつ音頭取る五回連続われの参加は
	開催日 平成13年12月12〜13日 主催 びわこ畔1周マラニック運営委員会 実行委員長 堀池計年氏 距離 201�q スタート 長浜城午前９時 制限時間32時間 記録 28時間55分?　びわこ大橋経由158�q 参考　過去の参加大会 平成8年7月　 第6回びわこ一周マラニック大会 平成9年9月　 第7回びわこ一周マラニック大会 平成11年11月　第8回びわこ一周マラニック大会 平成13年1月　 第9回びわこ一周マラニック大会